糸を
ほどくように、
ときを、ほどく。
開設から400年近く経とうとしている海野宿は、養蚕が盛んだった歴史があり、糸(蚕糸)ととても深い関わりのある街です。
自身の時間軸を一本の固く撚られた糸になぞらえ、海野宿の流れ行く時間軸と重なり合えば、ときがほどけ糸が広がり、今まで感じることができなかった余白がそこに生まれます。
「ときを、ほどく。」広がった余白に、新しい「とき」が見つかるはずです。
壁に飾られたアート作品をじっくり鑑賞する。ヴィンテージ家具の座り心地を確かめる。ガラス製ポーチライトから透ける光の淡さに心安らぐ。調和のとれた中庭を眺め季節の移ろいを感じる。
上州屋の敷地には、OMOYA・DOZO・OKAIKOとそれぞれに特長のある3つの建物があります。一棟貸しの完全プライベート空間に、身を置き過ごすことで余白が生まれるきっかけになるよう、上州屋は様々なクリエイターが携わり、すべての空間を創り上げています。
余白から結ばれる
関係、創造、未来
時に絡まり、時によじれ、立ち止まり先の結び方を考える。
ときをほどいてみれば、そこには余白が広がり、様々な糸が再び集まり結ばれる。時間をほどく、思考をほどく、さらには人との関係をほどく。
上州屋に滞在して、ときをほどき、それぞれの余白が広がれば、未来へと結ばれる新たな創造が育まれます。
風が揺らす庭の木々、偶然手に取って開いた本、腰掛けた椅子から眺める景色、光がつくる淡い陰影。
上州屋の空間すべてが、ほどくきっかけとして、絶えず流れる「とき」の中に存在します。
「ときを、ほどく。」未来へと続く海野宿の一本の糸が、あなたの創造によって新たに結ばれ、この先どこまでも続いていくことを上州屋は願っています。
海野宿のゆっくりと流れる時間と静かな環境で、上州屋に滞在して自身をほどき、仕事と向き合う。密度の高い集中した「とき」を過ごし、普段とは違う視点で物事を捉えることで、固く撚られた一本の糸をほどき、余白から生まれた新たなアイデアを創出する。
空間すべてがほどくきっかけの上州屋で、思考の切り替えをして、仕事の成果を上げることができます。
仲間と深くじっくりと、上州屋に滞在して生まれた余白を語らい、広がる余白から生まれたそれぞれの創造を、共有することで、新たな知見をほどく。滞在して身を置き感じた「とき」を、アイディアとして創作に落とし込む。
それぞれが歩んできた時間軸に流れる過去を、一度ほどくことで、固く撚られた一本の糸に余白が広がり、先の未来への結び方を考え、様々な糸が再び集まり結ばれる。
仕事に行き詰まり、アイディアの枯渇を感じたら、自身を見つめ、上州屋に流れるときに身を任せることで「ときを、ほどく」。集中とリラックスを繰り返すことで、凝り固まっていた思考は柔軟な発想へとかわり、未来へと結ばれる新たな創造が育まれます。